ワンポイント アカデミイ
惚れちゃうと、もっと相手のことが知りたくなりますよね。
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![]() サクラマスは、 秋、 湧水(ゆうすい)のある川底で産卵する。 卵から孵化した稚魚は小砂利の中で冬を越し、 春を迎えるころには、 全長約5センチになって活発に泳ぎ出す。 翌年の春、 魚体が全長15センチほどに成長したサクラマスは、 魚体が銀色に変化し (銀毛(ぎんけ)という)、 海に降る。 降海したサクラマスは、 北海道西部日本海やオホーツク海を1年間大回遊し、 全長50〜70センチ、 体重2〜5キロに成長し、 生まれた川に帰ってくる。 帰ってきたサクラマスは、 産卵期の秋までの半年間を流れの緩やかな淵(ふち)で身を潜め、 産卵に備える。 ちなみに、 サクラマスと呼ばれる魚の大部分は雌で、 雄の大部分が川で一生を過ごす。 川に残った雄と一部の雌こそ、 渓流の釣り師たちから 「渓流の女王」 と呼ばれるヤマメであることは意外と知られていない。 ヤマメは全長25センチ前後で、 サクラマスと比較するとかなり小型である。 もうちょっと読みたい もっともっと詳しく |