16年7月25日 レスキュー報告 
地球岬の岩場に 流れ着いていました。

昨日は 流れゴミが多かったですねえ。今日は親子でカレイ釣りのWhoさん、 ゴミを外そうと 船外機をチルトアップしたんですが、下がりません。モーターは回っている音はするのですが、動きません。電話を掛けてきたので、リリーフバルブをドライバーで解除する方法を教えたのですが、大きなドライバーがありません。
やむなく 助けに行くことに しました。

場所は地球岬の下。西風に流されて 岬の岩場に 入り込みこむように 流れていきます。
アンカーを下ろしても 引っ掛からず、座礁するしかない との電話でしたので 急いで 救助ボートを下ろします。

ボートを下ろして、牽引ロープを積み、クラブのHさんにも乗ってもらい、全開で走ります。岬が見える海域では 西風が強く、白波が出ていて これでは 岩場にゴリゴリ ぶつかっているかなあ なんて 想像し 気持ちが 焦ります。
30分ほどで 岬に着きましたが いません?。捜すと 岬の向こうに 船外機を揚げたボートが居ます。近づいて 乗り移り、リリーフバルブを解除すると 船外機は下がり、エンジン始動 走れるようになりました。

どうして 座礁から 免れたのか 聞きましたら、流されて 座礁寸前というところで 風が 岸と平行となり、しかも 船一隻が通れるほどの 水路があって、岬の岩場の間を 通り、反対側に抜けれたので シーアンカーを打って 待っていたそうです。
そう言えば 漁師さんが ウニ取りの時期 この水路を磯船で 走っているのを見たことがあります。不幸中の幸いでしたね。
私も もし、座礁していたら はたして 私のボートで 岸まで寄れるかどうか 不安だったので ホットしました。

チルトの油圧を内部で通通にするリリーフバルブです。これを矢印の方向に回すと手で上下できます。できます。元に戻すと 止まります。
エンジンによっては 左右があります。





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