足が出た話

先日、エンジンがかからない、と漁船に曳航されてきたボート、足が出ていました。
出港時は調子よかったが、途中で突然止まったきり、動かないとか、
吸気管を外してみると、見慣れない光景がありました。

シリンダブロックが割れ、コンロッドの大端部のボルトやメタルがはずれ
、クランクシャフトからはずれて 飛び出した状態です。
直前にオイル交換したとかで、ゲージを見てもオイル不足はありません。
結局 原因不明ですが、近い場所で良かったですね。
エンジンは壊れるもの、と、思い知らされる事例です。
故障は荒天の時に多く発生しますから、岸の近くを航行中に 止まってもすぐアンカー、
シーアンカーを打って流されるのを防ぐとか、船長は、万一の時に備え、準備が必要です。

こうなると、自力帰港はできませんから、信頼できる購入店に お願いするしかありません。









平成26年8月9日土曜日

お昼頃、エンジン始動しない、との電話があり、曳航のロープを持って ブリポイントまで行ッテ来ました。
回転計にランプは点灯するのに、セルが回らない、バッテリーは新品とのことで、ボートに乗り移り、いろいろ調べると、バッテリーコードの内部の腐れ、コードが腐ると、少しは電流が流れるので、テスターで計ると12ボルトはあるのに、セルを回す力は無いんですね。よく 騙されます。

なんとか、始動したので曳航しなくて済んだので、ブラリ観光航海。

写真はマスイチノセにある洞窟、アイヌ語でマタイコリと言うのだそうです。冬の狩り場という意味らしく、アザラシが居たとか。
小さくボートが見えますが、大きな洞窟で、上陸したことが有りますが、奥が深いです。




































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